製作事例 - 各種蓄電池 評価試験用
(蓄電池充放電用 回生型双方向電源)
導入背景
再生可能エネルギーの普及が進む昨今、併せて普及が進む蓄電池。鉛電池やニッケル水素電池、NAS電池、リチウムイオン電池とさまざまな種類・容量の蓄電池があり、それらの安全性や性能評価が重要となってきております。
独立行政法人製品評価技術基盤機構様は、各メーカー様の蓄電池特性に対応した評価を行うため、評価装置を導入検討される中、当社がそのニーズにお応えし、蓄電池評価用電源システムをご採用いただきました。
概要
特長
蓄電池の評価を正確に行うためには、充放電時にさまざまな電圧や電流を精度よく発生させる必要があります。
今回納入した製品は、小容量から大容量の蓄電池に対応し、幅広い電流・電圧設定を実現。最大容量250kWhまで試験が可能となりました。また、蓄電池メーカーによって異なるさまざまな通信に対応が可能です。
さらに、大容量の評価システム単機での設置が可能となり、蓄電池評価用電源システムの省スペース化および簡略化を実現できます。
移動に対応するため、大型電源を2つに分割しているのも特長のひとつです。
仕様
- 直流入出力:入出力電圧範囲 250kW(max)、200~1000V、800A(max)
- 系統条件: 三相3線式 400V 60Hz 定格容量310kVA
- 寸法: インバーター盤W=1700,D=1400,H=2456 質量2300kg
- 寸法: チョッパ盤W=1400,D=1400,H=2456 質量1700kg
- 納入年月: 2018年3月
カスタマイズもご相談ください
標準品をお客様独自のご使用条件にカスタマイズすることで、現場作業の効率を向上させる方法があります。
電源機器製造で長年培った当社の実績と経験で、お客様のご要望にお応えいたします。