三社電機製作所の事業は、電源機器とパワー半導体の開発・生産・販売に大きく分類されます。
直流を交流に変換するなど、電流の流れや電圧の上げ下げをきめ細かく制御するパワー半導体は、電力の高効率化や省エネに不可欠なデバイスです。「パワー半導体技術と電源機器技術の融合」をコンセプトに様々な電源機器用パワー半導体と、大電力から小電力までの多様な産業用電源機器を国内外に提供することで、パワーエレクトロニクス業界をリードしています。
電源機器
独自性・競合優位性
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高効率電力変換技術
損失電力を低く抑えながら電力を変換する技術が当社の強み。また、業界に先駆けSiC(シリコンカーバイド)を搭載した燃料電池用パワーコンディショナーや水素生成用電源を開発しました。
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小型電源から産業用の大型電源まで幅広く開発
小型カスタム電源から産業用大型電源まで、お客様の仕様に基づいた設計・開発に対応しています。
パワー半導体
独自性・競合優位性
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高耐圧、大電流かつ損失電力を低く抑えたパワー半導体を開発
パワー半導体業界で現在主流のプレーナ型チップに比べ、同一チップ面積で高耐圧と低損失を両立するメサ型を採用しています。
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高信頼性を実現するプロセス・パッケージ技術
独自のプロセス・パッケージ技術により、長期信頼性が重要な産業用途で高い評価をいただいています。
顧客のニーズに応える技術力
製品を使用する現場や機器の仕様に応じたきめ細かなカスタマイズを行ってきた当社。ニッチな市場ながら、長い歴史を培ってこられたのは、社会に価値ある製品を生み出す技術力と思想に基づくもの。これまでの蓄積が効率的な生産や安全、新たな製品を支えています。
サポート事業
電源機器の安定的な運用を担保するために、定期的な保守、点検業務は大切な取り組みです。三社ソリューションサービスが機器の搬入から運用のサポートまでを担当。電源機器の長期にわたる運用をサポートしています。