中期経営計画 Medium-Term Management Plan
私たちが目指す未来
三社電機グループが目指す姿
Global Power Solution Partner
お客様の声を聴き、ソリューションの期待に応えるパートナーであり続けること。
私たちは、パワー半導体技術と高効率の電力変換技術を提供し、持続可能な社会の実現を目指しています。三社電機グループの次世代パワー半導体はエネルギー損失を最小限に抑え、再生可能エネルギー源からの電力の効率的な利用を可能にします。さらに、高い変換効率を持つ電源機器は、環境に配慮した設計を採用し、エネルギー消費を削減します。私たちは技術革新だけでなく、地域コミュニティへの貢献や環境保護活動にも積極的に参加しています。私たちはこれらの取り組みを通じて、持続可能で豊かな未来を創造し、人々の生活を向上させることに努めていきます。
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Technology
創業以来の強みのパワーエレクトロニクス関連技術は世界トップレベルにまで磨かれている -
Global
目線はグローバル。
全地球規模で事業を展開している -
Solution
創パワエレ関連技術を武器にお客様の困りごとを徹底的に掘り起こし解決している -
Trust
誠実さと品質に対し抜群の信頼感を社会から得ている
スローガン
三社電機グループは、新たな中期経営計画「CF26(シーエフツーシックス)を発表しました。キーワードは「Create the Future」です。このキーワードは、私たちのパーパス「パワーエレクトロニクスと創造力で社会を前進させる。」に由来しており、私たちの創造力を通じて社会を前進させるだけでなく、未来への展望も含んでいます。この中期経営計画では、より良い未来を築くための戦略とビジョンを重視しています。
基本方針
中期経営計画「CF26」(2024-2026)は、「自己資本利益率(ROE)10%以上」の実現のため、「Global Power Solution Partnerの実現に向けた経営改革の3年間」と位置付け、戦略的投資と無形資産への投資により事業成長と収益性向上を目指しています。具体的には、カーボンニュートラルに貢献する製品開発や高性能デバイスの開発により省エネルギーと電力の安定供給に貢献し、顧客の付加価値を向上させるソリューション提供を行います。また、環境負荷の軽減や事業継続マネジメントの強化を通じてサステナビリティ戦略を推進し、投下資本を最大限に活用して株主資本コストを超える自己資本利益率(ROE)を目指し、収益性と投下資本回転率の改善を図ります。さらに、株主還元の充実やコーポレート・ガバナンスの強化も推進していきます。
数値目標
2024年度は、2023年度と比較して一時的に売上高が288億円に減少する見込みです。この減少は、2023年度にあった大型特需案件の計画がないためと戦略的投資と無形資産への投資により費用が先行することが主な要因です。しかし、2025年度には再び310億円に回復し、2026年度には330億円と、安定した成長基調に戻ることを目指しています。
マテリアリティとSDGs
当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて事業を通じて貢献してきました。中期経営計画「CF26」では、ステークホルダーの関心や影響度を評価し、7つの重要な要素を特定しました。これらの要素は事業戦略に統合され、具体的な施策を策定し、課題解決に取り組むことで、成長や利益追求だけでなく、SDGsの達成にも貢献します。技術やイノベーションを活かし、社会的な課題に取り組むことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。
「中期経営計画」の3年間での主な取り組みテーマ
電源機器事業
重点施策01
新エネ分野の製品開発と表面処理用電源のグローバルシェア拡大
蓄電池パワーコンディショナーの開発で、効率的なエネルギー管理を提供する製品を持続可能に展開し、市場競争力を強化する
- 海外向けのモデルの展開加速
- 精密な表面処理を求められる領域で当社が培ってきた技術力を発揮
重点施策02
標準化の取り組み
カスタム製品の設計・ものづくり・部品の標準化により、QCDを改善し、顧客満足度の向上を図る
重点施策03
資本業務提携先との協業
- 持続可能なエネルギーへの移行や社会インフラのスマート化を支えるため、共同開発を推進
- お客様の脱炭素取り組みに対して、システム設計から施工までのワンストップエネルギーマネジメントソリューションを提供
重点施策04
小型電源で新たな市場を開拓
パワー半導体事業
重点施策01
従来の建設関連、産業用設備に加えて新たにインフラ市場に注力し、バランスの取れた業界戦略を目指す
重点施策02
SiC製品の拡充と製品特性に基づく地域ごとの適切な戦略展開
詳しくはコチラをご参照ください。