製作事例 - 燃料電池 評価試験用
(蓄電池充放電用 回生型双方向電源)
自動車や家庭用コジェネレーションシステムに使用される燃料電池や蓄電装置を含めた電池システムを試験する装置です。特に現在各自動車メーカーは、次世代の自動車として可能性の高い燃料電池を使用した開発を推進しています。
広い範囲の負荷条件を実現できる高機能・高精度の試験装置
この試験装置は高性能の燃料電池開発に向けて、実際に自動車を走らせずに模擬的にハイブリッドカーの負荷条件を作る「模擬負荷」として動作し、開発中の燃料電池を実負荷条件をいろいろに変化させながら試験する装置です。
動作の概略
特長
- 燃料電池の他一般の蓄電池にも使用可能
放電の他充電機能も持っているため、一般蓄電池試験用の充放電装置として使用できます。 - 高精度・高安定性制御
精度が高く、安定しているために、高度な試験結果の再現性と、信頼性があります。 - 高速応答
高速で制御できるため、実際の動作状態にきめ細かく近づけることができます。 - 省エネ
試験中の燃料電池放電電力は、交流電源に戻せるため、電力使用量が節約できます。 - 最大容量
当社で製作した充放電装置としては最大容量。さらに現状の2倍程度まで大容量化が可能です。
カスタマイズもご相談ください
標準品をお客様独自のご使用条件にカスタマイズすることで、現場作業の効率を向上させる方法があります。
電源機器製造で長年培った当社の実績と経験で、お客様のご要望にお応えいたします。