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2020年10月27日
モジュール式回生型双方向直流電源を開発
直並列を自由自在に組み合わせ可能な高精度評価用電源
「モジュール式回生型双方向直流電源」を新規開発いたしました。
自社開発のSiCモジュール搭載により、応答速度、効率、寸法とも、業界最高性能を実現※1いたしました。
※1 : 2020年10月時点、30kW クラスのモジュール式評価用電源として
近年、各自動車メーカーでは電気自動車や燃料電池車の普及を目指し、車載用電池の試験および模擬用途の電源需要が増しております。
多様な出力とフレキシブルな増設の実現と共に、様々なご要望にお応えするため、高精度評価用電源を開発いたしました。
【特長】
- 多様な出力電圧、出力電流に対応
▶自由に直並列を組み合わせることにより最大3直列(1500V)、6並列(1080A)での運転が可能
(2直列3並列、3直列2並列、1直列6並列)
- 小型化/高効率
▶3LEVEL PFC、DAB※2回路の採用に加えて、自社開発のSiCモジュール搭載により19インチラックサイズのユニットを実現。効率は、92%以上(500V60A出力時)を実現。
※2 PFC:Power Factor Correction / DAB:Dual Active Bridge - 高速応答、高精度
▶直並列使用時においても、1msec以下の立ち上がりと立ち下り(定電流:力行、回生とも設定の10→90%)
▶設定精度は、定電圧、定電流時0.1%以下(F.S.)、定電力0.5%以下(F.S.)
- 上位システムとの通信
▶Ethernetを介して上位装置との通信が可能
▶評価システムとしてソフトウェア提供やシステム構築も可能
【主な用途】
▶電気自動車・燃料電池車等の車載用インバータ、DC/DCコンバータ、各種電池の評価
【製品仕様】
【外形寸法】
【価格】 当社営業までお問い合わせください。
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