モジュール式 回生型双方向直流電源
S・Loop
直並列の組み合わせが自由自在にできる高性能な試験・評価用電源

2直列3並列6台構成導入事例(旧型ユニット例)
自社開発SiCモジュール搭載により、応答速度、効率、寸法とも、業界最高性能を実現※1
業界最高の最大4直列(2000V)など、さらなる高電圧、大容量化を実現※2
タッチパネルやブレーカーの標準搭載で、手元操作性が大幅向上
電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)などの、インバーター、コンバーター、各種電池評価に最適
自社SiC MOSFET モジュール
「Techno Block※3」シリーズ
産業用のインバーターや電源の小型化と高効率化を実現
SanRex の「S」と、電力回生を連想させる
「Loop」を組合せたロゴデザイン
- ※1,2
- 2022年4月時点、30kWクラスのモジュール式評価用電源として
- ※3
- 当社独自の両面はんだ接合、トランスファーモールド採用の小型・高放熱パッケージの半導体モジュール
特長
多様な出力電圧、出力電流に対応
自由に直並列を組み合わせることにより最大4直列(2000V)、12並列(2160A)での運転が可能
(最大接続台数12台(360kW))
小型化/高効率化
3LEVEL PFC、DAB※4回路の採用に加えて、自社開発のSiCモジュール搭載により19インチラックサイズのユニットを実現。効率は、93.5%以上(500V,60A出力時)
- ※4
- PFC:Power Factor Correction / DAB:Dual Active Bridge
高速応答、高精度
直並列使用時においても、1msec以下の立ち上がりと立ち下がり設定精度は、定電圧0.05%以下(F.S.)、定電流0.1%以下(F.S.)、定電力0.3%以下(F.S.)
上位システムとの通信
Ethernetを介して上位装置との通信が可能
評価システムとしてソフトウェア提供やシステム構築も可能
システム例
上位パソコンから付属のソフトウエアによりCV/CC/CP の設定が可能です。
また、オプションのソフトウェアにより蓄電池・PV ・燃料電池の各種特性を設定することで最適な評価試験が可能となります。
仕様
電源電圧 | 交流電圧 380V~440V(3相3線式) |
---|---|
定格出力電圧 | 500V |
定格出力電流 | ±180A |
定格出力電力 | ±30kW |
設定・計測精度(定電流) | ±0.1%(F.S.)以内 |
設定・計測精度(定電圧) | ±0.05%(F.S.)以内 |
設定・計測精度(定電力) | ±0.3%(F.S.)以内 |
立ち上がり時間 | 1msec以下(定電流:力行、回生とも設定の10→90%) オーバーシュート:定格電流の1%以内 |
効率 | 93.5%以上(500V,60A時) |
寸法 | 482.6mm(W)×400mm(H)×698mm(D) |
その他 | 最大4直列・12並列運転が可能 (最大接続台数12台(360kW)) |
カスタマイズもご相談ください
標準品をお客様独自のご使用条件にカスタマイズすることで、現場作業の効率を向上させる方法があります。
電源機器製造で長年培った当社の実績と経験で、お客様のご要望にお応えいたします。