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2016年11月7日
国内メーカー初※! モジュール式表面処理用直流電源を開発
このほどモジュールの組合せで必要な電流が得られるモジュール式表面処理用直流電源「MRMシリーズ」を新規開発いたしました。
※コントロールユニットで複数のパワーモジュールを一括制御する表面処理用電源として。
[背景]
当社は金属表面処理用直流電源で約60年の販売実績があり、電流制御精度が高く、安定性に優れているため「均質なめっき仕上がりが実現できる」と、長年多くの企業様にご利用頂いております。
近年、当社の金属表面処理用直流電源は、様々な用途にお使い頂くようになり、多様なご要望をお受けすることが多くなってきました。そのため、長年産業用電源機器の開発で培ってきたノウハウを活かし、メンテナンス性に優れ、多様な出力電流とフレキシブルな増設を実現できる当製品を開発いたしました。
[新製品の特長]
1 多様な出力電流に対応
パワーモジュールを並列接続(増設)することにより、多様な電流を出力可能
2 ワールドワイド入力電圧に対応
・入力電圧200V – 240V / 380 – 480Vに対応
・日本のみならず、北米や南米、アジアなど幅広い国々での使用が可能
3 めっき不良の低減
ファン異常の事前検知機能により、ライン稼働中の不意な出力停止を防止
4 耐環境性の強化
電子回路および主要部品を外気から遮断
5 他設備との連携や遠隔制御が可能
アナログ入出力、RS-485、オープンフィールドネットワークに対応
6 多様な波形出力に対応できる各種運転モード
・標準:直流モード、単相全波モード、チョッパー(パルス)モード
・オプション:ゴールドウェーブ(任意波形)モード
7 豊富な用途に対応
定電圧/定電流制御の個別設定が出来、様々な用途に対応可能
[商品仕様]
[用途]
銅、亜鉛、ニッケル、クロム等各種金属めっきに対応
[今後の展望]
今回開発したモジュール式表面処理用直流電源「MRMシリーズ」をはじめとして、高品質、省エネを実現できる産業用電源の開発に一層注力してまいります。
※本プレスリリースに記載されている内容は発表時点の情報です。予告なしに内容が変更となる場合もあります。
あらかじめご了承ください。